ブックタイトル知っておきたい家庭の救急

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概要

知っておきたい家庭の救急

意識障害急病(一般)倒れている人がいたら、まず大声で呼びかけ、肩をたたく!回復体位反応あり(意識がはっきりしない)反応なし(意識なし)至急119番へ知っておきたい家庭の救急知っておきたい家庭の救急1.傷病者を横向きにする。2.下あごを前に出す。3.下側の腕を前に伸ばし、上腕を曲げその手の甲に顔を乗せ、気道を確保。4.姿勢安定のため、上側のひざを約90度に曲げる。反応はないが正常な呼吸をしている場合気道の確保を続け救急隊の到着を待ちます。吐物や吐血がみられる場合や、やむを得ず傷病者のそばを離れるときは、傷病者を回復体位にします。?応急手当? ? ?仰向けに寝かせ、衣服やベルトをゆるめて体を楽に。反応がない場合では、直ちに気道の確保を。片方の手を額に、もう片方の2本の指をあごの先端(骨のある硬い部分)にあて、あご先を持ち上げて顔がのけぞるような姿勢(頭部後屈あご先拳上法)にしたまま空気の通り道を確保する。いずれの場合も手分けして119番通報と応急手当を急いでください!傷病者の胸の動き、呼吸音、息の吐き出し(呼気)を確認。正常な呼吸が無い場合救急車が来るまで心肺蘇生を!胸痛・呼吸困難急病(一般)苦しんでいる人がいたら、まずどんな症状か判断!手分けして119番通報と応急手当をしよう!一時的な胸痛・呼吸困難(循環器系、呼吸器系の病気の疑い)?応急手当?衣服やベルトをゆるめ、傷病者が望む楽な姿勢に(一般には半坐位)。安心感を与える言葉をかけて。突然の激しい胸痛と呼吸困難(心臓発作の可能性大)?至急119番へ半坐位では、座っている傷病者を斜めに抱きかかえるように支えるか、逆さにしたイスや壁に布団を置いて寄りかからせる。意識と呼吸が確認できたらそのまま安静にしてください。一時的な胸痛・呼吸困難の場合は各科のそろった医療機関へ。108