ブックタイトル帯広の病院vol5_1909

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概要

帯広の病院vol5_1909

病院ガイド産科・婦人科・小児科医療法人社団慶愛大学病院や地域との連携を高め専門性の高い医療で女性の一生をサポートする。PROFILE慶愛病院病院長廣瀬一浩1986年昭和大学医学部卒業2018年医療法人社団慶愛慶愛病院院長日本産科婦人科学会指導医・専門医、日本睡眠学会評議員日本女性心身医学会理事、昭和大学兼任講師ほか慶愛病院女性のライフステージに寄り添い健康と豊かな人生をサポートする昭和61年に開院した慶愛病院は、産科、小児科、婦人科を備え、多くの女性の人生に寄り添ってきました。平成29年11月には、4万人目の赤ちゃんが出生。複数の大学病院、地域の医療施設と連携し、教育機関として臨床実習を受け入れながら、より充実した医療提供への取り組みを進めています。全国の有名産婦人科が理念をともにしている「HIS研究会」にも加盟し、最新医療をベースに女性の生涯ケアを実施しています。産科では、陣痛から分娩、回復までを同じベッドで行うLDR室を用意し、多くの産婦さんに喜ばれています。マタニティヨガ、産後ケアセンターなど、産前産後のケアも充実。2018年4月には、十勝で唯一、日本超音波学会の研修施設に認定され、月5回、昭和大学から超音波のエキスパート・市塚准教授、松岡准教授を迎えて、超音波外来・胎児遺伝専門外来を行っています。また、2名の認定専門技師によって7か月目の胎児全員に超音波スクリーニング検査を行い、胎児の状態を把握した上での出産環境の決定や、出産後、迅速に対応しなければならない場合の医療連携を行っています。「この検査は、地域の医療施設からも紹介を受けて実施しており、今後も多くの産婦さんに貢献できると考えています」と廣瀬院長。小児科では、3名の専門医が診療し、丸山和哉医師・真理医師は30代で自らも子育ての真っ最中。「丸山和哉医師は大学の周産期センターで経験を積んだ新生児の専門医でもあり、週数の早い赤ちゃんの診療を的確に行えることは産婦さんやご家族にとって大きなメリットです」と同院長。婦人科では、子宮がん検診や各種感染症検査、不妊検査、思春期外来、更年期外来まで、各年代のどんな小さな悩みも相談できます。また、慶愛女性クリニックでは統合医療を実施し、帯広第一病院との連携で良性腫瘍の迅速な治療も行っています。素晴らしい人生の始まりです「4D調超音波診断装置」による立体的な赤ちゃんの画像産科医などの話を聞き、出産への意識を高める母親学級79