ブックタイトル帯広の病院vol5_1909

ページ
70/116

このページは 帯広の病院vol5_1909 の電子ブックに掲載されている70ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

帯広の病院vol5_1909

病院ガイド内科・消化器内科・リウマチ科医療法人十勝勤労者医療協会十勝勤医協帯広病院「いのちの平等」を掲げ、安心していつまでも住み続けられる街づくりを。PROFILE理事長・院長深町知博1958年釧路市生まれ1986年旭川医科大学卒業1986年北海道勤医協に入職1999年十勝勤医協へ移籍2012年十勝勤医協理事長に就任日本リウマチ学会専門医差額病床をもたず、地域とともに。十勝勤医協は1985年の開設以来、「いのちの平等」を掲げて差額病床をもたず、地域の医療要求に応えながら、医療・保健予防活動から在宅療養支援、施設介護をトータルで担う法人として活動しています。現在、1病院(54床)、1診療所の他、介護老人保健施設(100床)、通所リハビリ1カ所、通所介護2カ所、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリを展開し、地域に根ざした活動を進めています。帯広病院の外来では、内科疾患全般に対応し、働き盛りの方の生活習慣病、高齢者の慢性疾患の治療やリウマチの専門的治療などを行っています。「地域まるごと健康づくり」を合い言葉に、病気の早期発見・治療を促す「健康診断」は自治体の委託健診、事業所健診などをあわせて年間で約7000件を受け入れています。入院医療では2017年より地域包括ケア病床を導入。回復期機能を強化し、急性期治療を終えられた方の療養とリハビリ、介護施設や在宅からの急性期疾患に対応する病床となっています。また、地域の医療機関と連携しながら終末期医療も積極的に進めています。私たちの掲げる「安心して住み続けられる街づくり」の運動は、「十勝勤医協友の会」のみなさんとすすめています。友の会では地域での健康づくりに役立つ健康相談会3 3 3や介護・福祉に関わる勉強会、ふまねっとやわらいヨガ、サロンなど、各地の友の会が企画してすすめられており、高齢者の居場所づくりとして地域で喜ばれています。地域で連携し患者さんに寄り添う活動を。地域はさらに高齢化し、地域包括ケアシステムの構築がすすんでいます。近年では退院後の行き先が見つからない、身寄りもなく生活が困窮しているといったケースも増加しています。お金のあるなしにかかわらず、切れ目のない医療・介護、在宅療養が求められる中、十勝勤医協では法人内の医療と介護の連携だけではなく、地域の事業所や行政とも連携し、最後までその人らしく暮らしていけるお手伝いが出来るよう取り組んでいます。いのちと健康。受療権を守る「無料低額診療事業」十勝勤医協では「いのちの平等」を具現化するため差額ベッド料を頂かない取り組みの他、「無料・低額診療事業」を積極的にすすめています。経済的な理由で必要な治療を始められない方、また治療を中断してしまう方が増加しています。基準に該当すれば窓口負担が全額免除または減額になります。お気軽にご相談ください。67