ブックタイトル帯広の病院vol5_1909

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概要

帯広の病院vol5_1909

健診から診療、終末期まで優しく人に寄り添う施設地域がん診療拠点病院としても期待が大きい同病院では、外来化学療法室が拡充され、16台のベッドと8台のリクライニングチェア、テレビが完備されています。抗がん剤調整ロボットにより、抗がん剤投与の安全性も向上。外来で、リラックスして化学療法を受けられるようになりました。また、9階には、終末期医療を充実させる緩和ケア病棟が新設され、デイルームには、自然や季節感を感じる坪庭、簡単な調理が可能なキッチンが完備されています。家族が一緒に宿泊できる家族室、一緒に入浴することができる浴室も備えられています。「がんの早期発見・早期治療の推進実施は当然ながら、終末期を迎えられる患者さんに少しでも穏やかな時間を過ごしていただくため、病室は全て個室です」と同院長。一般患者と異なる通路が確保できることから、この病棟でのみ、ペットとともに過ごすことも可能になりました。健診センターでは、曜日に囚われず受診可能な男女同日受診に変更し、夫婦で一緒に人間ドックを受けることも出来るようになりました。受付時間の細分化によって朝の待ち時間も短縮されました。救急・災害時に強い体制でひとりでも多くの命を守る十勝3次医療圏で唯一の救急救命センターは、初診室や処置スペースが拡充され、ヘリポートと手術室・ICUが直行エレベーターでつながっていることで、救命率の向上が期待されています。救急車が到着する「救急ヤード」は外気の影響を受けることなく患者を搬入し、緊急処置や手術、救命蘇生を行う「初療室」は、CT・MRIに隣接。最短の移動距離での診断・治療が実現しました。屋上の「ヘリポート」は、転院搬送やドクターヘリ・防災ヘリの受け入れに対応できます。災害に強い病院としては、全館が免震構造になり、地下水の飲料使用が可能になりました。災害時には、各種機器の運用に必要な全ての電力を賄うことが可能な自家発電を使用できるようになっており、最大発電量3日間、病院の機能を維持することができます。災害時に救急医療を行うため、専門的な訓練を受けた医療チーム「DMAT(ディーマット)」も編成され、年に一度は大規模な災害訓練が実施されています。消防本部や市内2次救急病院と連携を深める「災害医療連絡会」では、災害医療の手順や編成、災害本部との連絡確認、合同訓練の実施などで、常に緊急時に備えられています。緩和ケア病棟ヘリポート外来化学療法室(リクライニングチェア)救命救急センター(初療室)CLINIC DATATEL 0155-65-0101帯広市西14条南10丁目1番地HP https://www.dou-kouseiren.com/byouin/obihiro/LINEサービスはじめました■診療科目/内科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・血液内科・脳神経内科・小児科・外科・脳神経外科・心臓血管外科・整形外科・産婦人科・皮膚科・形成外科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・眼科・精神科・麻酔科・放射線科・緩和ケア内科・救急科・リハビリテーション科・病理診断科■診療時間/?月~金8:30~11:00※受付時間・診療時間は診療科によって異なります。■休診日/土、日、祝日、年末年始(12月30日?1月3日)LINEの友だち追加からQRコードで登録が可能です西エリアP35白樺通西15条通帯広厚生病院帯広競馬場ウツベツ川スポーツクラブJOYFITBIO52