ひとりで悩まないで
婦人科の症状はなかなか人には相談しにくいもの。スマホ社会となった今、女性の悩み解決の糸口は、ついついSNSに頼りがちです。あまりに多い情報はむしろ患者さんを路頭に迷わすことが多いと思います。そんな中、クリニック受診の患者さんには、分かりやすく説明して、必要なものだけを選択してもらうという姿勢を心がけています。検査、診断は同じでも、患者さんの人柄、仕事、おかれている状況によって治療方針は異なってくるものです。
ひとりで悩まないで、お気軽にご相談ください。婦人科の症状に不安を感じている女性に、安心した雰囲気の中、スタッフ一同、親身な対応をモットーに医療サービスを提供しています。
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子宮がん検診、予防医療の大切さ
原因がはっきりしている婦人科疾患に子宮頚がんがあります。性行為でヒトパピローマウィルス(HPV)の感染がおこり、その感染したウィルスを体の免疫力で排除できない場合、HPVの持続感染がつづき子宮頚がんが発生してきます。はじまりは小さな症状、不正出血を見逃さないという姿勢も必要です。予防医療はその先をいき、子宮頚がん検診は無症状の段階で早期発見が可能です。子宮頚がんの発生原因であるHPVウィルスの検査もできます。まだ、子宮頚がん検診をうけたことのない若い女性にお知らせしたいメッセージです。
一方、子宮体がんは最近、乳がんと同様に増加傾向がある婦人科悪性疾患です。患者数は子宮頚がんを上回りました。閉経後、不正出血がある場合は、こちらの検診もうけてください。