高血圧・糖尿病などの生活習慣病や心血管疾患をはじめ総合的な内科診療を提供
院長 縣 潤PROFILE
1994年 札幌医科大学卒業
1998年 同大学院卒業(医学博士取得)
1999年 米国サウスカロライナ医科大学留学
2006年 帯広協会病院勤務
2012年10月 あがた内科循環器クリニック開院
病気は「治す」時代から「予防」する時代へ
以前私が市内の中核病院で、循環器専門医として勤務していたころは、心筋梗塞や狭心症といった心臓の病気や、腎臓の機能が悪くなり尿がでなくなる腎不全などの診療にあたっておりました。医学の進歩で心筋梗塞などの救命率はあがり、腎臓においても透析治療などで長生きできるようになりました。しかし、一度心筋梗塞や腎不全になってしまうと元の健康な生活に戻れないことが多く、生活の質が落ちてしまうことが多々あります。
このことから現在一番望まれる医療は命に関わる重大な病気にならないように、そのリスクを管理することです。高血圧や糖尿病などに代表される生活習慣病はあながち軽く考えられがちですが、長い年月をかけて血管を痛め心臓病や腎臓病の根源となります。健診で血圧や血糖が高めと言われた場合は、早めの受診をこころがけるようにお願いいたします。
医師・スタッフ一体となった診療体制
生活習慣病や循環器疾患の患者さんは、食事・運動・薬物療法など長期的な診療が必要になります。当クリニックでは、高血圧専門医が診療にあたっていますが、看護スタッフ3名も高血圧学会・循環器病予防学会が認定する予防療養指導士の資格を有しており、より専門的な生活指導ができる診療体制をとっております。さらに患者さんがいつまでも健康をキープしてもらえるよう、受付スタッフも含めてスタッフ全員が患者さんの微妙な変化に気づけるように日々努力しております。
当クリニックオリジナルの血圧手帳や生活習慣病手帳の活用
オリジナルの血圧手帳や生活習慣病手帳
血圧のコントロール状況把握のためには、患者さん自身による家庭での血圧測定が必要になります。当クリニックでは、血圧の管理目標や減塩に関してもできるだけシンプルでわかりやすい説明のついた血圧手帳を作成し、日々の血圧記録などに活用してもらっております。また、これまで生活習慣病全般の治療経過を一見してみることができる手帳はなかったため、高血圧、糖尿病、脂質異常、腎臓病など一目で経過がわかるような独自の生活習慣病管理手帳を作成し、患者さん本人が治療経過を把握できるように利用しております。