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公立芽室病院

所在地

芽室町東4条3丁目5

電話番号

電話番号 0155-62-2811

時間

〈受付時間〉
■午前
7時45分から11時30分
■午後
12時30分から16時30分
12時30分から15時30分(内科・総合診療科:月曜日・火曜日・水曜日・金曜日)
12時30分から16時00分(小児科:月曜日・水曜日のみ)
<診療時間>
■午前
8時45分から12時30分(全診療科)
9時30分から12時30分(内科・総合診療科:第4診察室のみ)
9時15分から12時30分(耳鼻科:木曜日・金曜日)
■午後
13時30分から16時00分(内科・総合診療科:月曜日・火曜日・水曜日・金曜日)
13時30分から17時15分(眼科・耳鼻科)曜日により休診あり
14時00分から17時15分(小児科:月曜日・水曜日)
14時30分から17時15分(整形外科)曜日により休診あり

休診日

■土、日、祝日休診

診療科目

内科・総合診療科、外科、整形外科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリ科、放射線科、人工透析科

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公立芽室病院 特集記事

公立芽室病院

地域の保健・医療・福祉の中核を担い、質の高い医療を提供。患者様に喜んでいただける病院へ

院長 小窪 正樹PROFILE

道内の総合病院等勤務を経て、平成6年4月より公立芽室病院に外科医として着任。平成7年副院長、平成23年より院長を務める。下肢血管疾患、特に静脈外科で下肢静脈瘤の治療を専門とし多数の治療実績がある。


地域のために、人々のために総合病院として信頼される医療を

 公立芽室病院は、昭和15年に村立診療所として開設以来、町内唯一の総合病院として、地域の発展と医療ニーズに応え、設備および診療科の充実を図ってきました。現在では、町内はもとより、新得町、清水町、鹿追町、そして西帯広地区など隣接する地域住民の診療を行っています。
 また、町内においては一次医療、二次医療の大半を担当し、行政が行う高齢者福祉対策や保健予防活動での役割も担っています。今や地域住民にとっては必要不可欠な施設であると考えています。
 そうした責務を果たすために、当院では人々のために尽くす「忘己利他」を基本理念に掲げています。また、真実(真実を語り信頼される医療)、正義(誠意を込めて役割を果たす)、平安(心は穏やかに)、愛(思いやりの心)、調和(職員同士が助け合う)の5つを行動指針とし、①患者様が喜ぶ病院、②職員が喜ぶ病院、③質の高い医療、④全人的医療の4つを基本目標としています。さらに看護科では、「地域の人々のために、知識と技術と思いやりを全ての行為に反映させ、心に寄り添う看護の提供」を理念に、患者様の個性の尊重、効率的な医療の提供、看護の技術向上などを基本方針に掲げています。
 このようにスタッフ一人ひとりが、「地域のために」「人々のために」ということを意識し、日々の業務に当たっています。


より安全に、安心できる医療を下肢静脈瘤治療の最先端技術

 当院の小窪院長の専門は下肢血管疾患で、特に下肢静脈瘤の治療で高い評価を得ています。下肢静脈瘤は静脈の弁が壊れ、足に血液がたまり、足の静脈がコブのように膨らむ病気です。足のだるさやむくみ、疲れやすい、皮膚の変色等の症状が現れ、生命を脅かす危険はありませんが、重症化する前に適切な治療が必要とされています。
 当院では安全性と根治性の観点から、静脈自体を抜き取る「ストリッピング手術」に種々の工夫を重ね、従来は1週間以上の入院を要する手術でしたが、1997年に全国初の日帰りを可能とする術式を発表しています。

公立芽室病院

受付の様子

 また、傷跡の残らない術式や根治性をさらに確実にする術式を採用するなど、独自の手法に最先端の技術を取り入れながらストリッピング手術の質を高めてきました。2014年からは、血管の内側からレーザーを放射し、静脈自体を閉塞することができるレーザー治療器を導入。静脈瘤の種類によってストリッピング手術とレーザー手術を使い分けるほか、2015年からは再発を抑制する新たな高位結紮術を考案し、実績を増やしています。いずれの術式も患者様への身体的負担が少なく、日常生活への影響も少ないことから、どなたでも安心して手術を受けることができます。

公立芽室病院

ELVeS レーザー1470
(レーザー治療器)


地域の保険・医療・福祉の中核を担う病院へ

  日本でもトップレベルの下肢静脈瘤の治療は、「入院せずに日帰りで手術ができ、翌日からも普段通りに過ごせる」ということが浸透し、十勝管内のみならず、管外や道外からも患者様が訪れます。こうした最先端の外科手術ができる病院であると同時に、地域に目を向けた病院として、2018年12月には小窪院長の功績が認められ、住友生命福祉文化財団の「地域医療貢献奨励賞」を道内で初めて受賞しました。
 現在、国では、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を目指しており、当院としても通常の外来・入院診療のほか、健康診断、特定健診、予防接種等の公衆衛生活動、在宅患者への訪問診療の実施など、医療・介護・保険・福祉を提供する拠点として、地域住民の暮らしを守る活動を行っています。さらに地域の中核としての役割を充実させるべく、医師や看護師、技術者等の医療スタッフ、介護員、事務員、そして行政がスクラムを組み、公立だからこそ提供できる地域医療を目指し、地域に暮らす人々に寄り添う医療を実践しています。

公立芽室病院

公立芽室病院

■医師紹介/

院長 小窪 正樹
副院長 田中 俊英
内科診療部長 中村 利仁
内科・総合診療科医長 野老山 博紀
内科・総合診療科医長 長谷  亘
外科・総合診療科医長 高橋 佳史
小児科診療部長 木田 和宏
整形外科診療部長 研谷  智
整形外科診療部長 幅口 竜也
眼科診療部長 大西 通広